昨日の朝、ラジオに体操の佐藤弘道さんがゲスト出演されていました。
佐藤弘道さんというのは、NHKの人気子供向け番組『おかあさんといっしょ』の10代目の体操のお兄さんです。
1993年から2005年まで体操のお兄さんをされていました。
家の上の子が、ギリギリ、弘道お兄さんの世代です。
『おかあさんといっしょ』 を卒業後も、姉妹番組『おかあさんといっしょ あそびだいすき!』などに出ていて、『イチジョウマン』(畳一畳のスペースでできる体操遊び)などで、忍者のようなコスチュームを着て親子体操を紹介したり、
タレント活動などもされていました。
我が家の子供達も大きくなり、我が家はテレビをあまり見ないのもあり、最近の活躍は全く知らなかったのですが、
数年前に社会人枠で弘前大学大学院に入り、医学研究科博士課程修了し博士の学位を取得されたそうです。
現在は51歳だそうですが、今も若々しく体操の指導をされていて感激しました!
親子体操で子供の体力向上だけでなく、親の健康やストレス軽減にも役に立つ話をされていて、ついつい、子供の子守りをテレビやゲームに頼りがちな現代に、
コミュニケーションとしての体操の必要性を感じました。
運動が苦手で、体力もない私は、子供が小さい時にも、あまり運動遊びをしてあげられなかったので、すごいの一言です。
ただ、弘道お兄さんの名前を聞くと、いつも思い出してしまう出来事があります。
テレビか雑誌だったか忘れましたが、弘道お兄さんが、若い母親の事を非難(?)していたことがあったんです。
収録の際に、子供が嫌がっているのに、『可愛いから』って無理に髪の毛を縛ろうとしていたと。(服装だったかもしれません。10年以上前の記憶なのでうろ覚えです・・・)
私はこの話を聞いて、『???』って気がしました。
ホントにお母さんは『可愛いから』無理やり髪を縛ろうとしたんでしょうか?
我が家もその頃、幼い娘が居ましたから、よく髪を縛っていました。
髪を縛る時に『可愛くなろうね!』とか、普通に言いました。
髪を縛らないと、夏なら汗疹になりますし、ご飯を食べてて、べっとりヨーグルトを付けてしまった事もあります。
視界の邪魔になる事もあります。
でも、そんな事 子供に言ってわかる訳がないし、納得させるのも難しい。
その時に、『可愛い』の魔法でおとなしく縛らせてくれることもあるんです。
子育て中って同じようなことが良く起こっていて、
子供が来たい服が 今の時期暑すぎて 後で汗だくになりそう。
って思っても、『その服だと暑いよ。』って言うより、
『こっちの服も可愛いよ?お母さんはこの服のが好きだわ』って言う方が、聞いてくれたりします。
こんな感じに、子供の意思と反して、親の意見を進めようとすることがあったのですが、裏に隠された意思、気持ちをわからず。
『子供の好きにさせればいいだろ』とか、周りに言われることが度々ありました。
こちらも考えて行動してるのに、自分勝手みたいに思われてるのかと思うと、悲しいなと思いました。
先のお母さんが、どうだったかはわかりません。
本当にテレビ映りにために、髪型(服装)にこだわったのかもしれません。
ただ、一方だけの見方で、悪く言われるのが悲しくなりました。(うちの主人がその記事を見て、『弘道お兄さんもこういってるぞ』みたいに(当時 私が弘道お兄さん好きだったから)、私の行動を注意したので印象に残っています。
当然、その時主人には、『子供が暑い思いをするから縛ろうとしてるだけ、子供に言ってる事を真に受けないで欲しい』
と説明して納得してもらったし、弘道お兄さんは悪くないのですが、
もしお母さんが理由があって子供に自分の意見を聞かそうとしていたならかわいそうだな。わかってあげて欲しいなって思いました。