最近はまっている『ミステリと言う勿れ』2巻の感想です。
一巻の紹介はこちらです。
二巻の紹介
『ミステリと言う勿れ2』 著者 田村由美
話題沸騰!アタマ爆発!早くも2巻登場!
1巻発売直後より、各界で話題席巻!
「ミステリと言う勿れ」第2巻が早くも登場!!
印象派展に向かう途中のバスで、バスジャックに巻き込まれた
久能整(くのう・ととのう)。
犯人の脅しにもひるむことなく、マイペースな発言を繰り返して
バスジャック犯を引っかき回したものの、ほかの乗客たちと、犯人宅に”招待”されてしまい・・・!?
天然パーマの大学生・整が、思いがけない展開を導き出す新感覚ストーリー!!
(出版社紹介ページより引用しています)
二巻の内容
episode2、【後編】犯人が多すぎる
2巻は1巻のepisode2の後半。
バスジャックのお話の続きからです。
1巻の最後でバスジャックされたバスが、犯人宅に到着します。
同時進行で、警察本部では連続殺人事件の捜査をしています。
バスジャック事件と連続殺人事件の繋がり、真相はどうなっていくか、続きはネタバレになっちゃうので伏せますね。
この話の中でもいいお話がたくさんあります。
『どうしていじめられてる方が逃げなきゃならないんでしょう』
『病んでたり、迷惑だったり、恥ずかしくて問題があるのは いじめてる方なのに』
『苦しいことを薄めるためにより悪いことを望むのは まずいです』
2巻もでしたが、2巻でも途中で、お悩み相談室のように、整くんの言葉は他者を慰めていましたよ!
バスジャックのお話も個性的な人がたくさん出てきます。
それぞれに悩みを抱えています。
奥が深いお話でした。
episode3、つかの間のトレイン
スマホにこのお話が流れてきて、このお話の謎解きが気になって、電子書籍のサイトを見ました。
けど、無料の立ち読み部分では載っていませんでした。
広告では、新幹線で隣に乗ったお姉さんが見ていた手紙を、主人公の整がたまたま見てしまい、謎解きをしています。
このお話の謎解き、広告で見た通り、イラストで本文とは真逆のメッセージを送っていましたが、それは何故だったのか。
このお話は、短編であっさり読み終わりました。
難しいこともなく、読みやすい話でしたが、やはり最後にちょっとした真相が隠されていました。
全て解読してしまう、主人公、さすがです!
episode4、思惑通りと予定外
印象派展を見るために広島に来た 主人公の整。
そこで遺産相続をめぐる事件に巻き込まれます。
今回の整くん、いつものようにおしゃべりし始めても、あまり聞いてもらえなくて可哀想でした(;´∀`)